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愛、おぼえてますか、おぼえました。

高校を卒業する時、尊敬する先生がこう仰っていました。
「学校卒業してからも付き合える友人は一生の財産だ」

友達の定義ってなんでしょう。親友ってなんでしょう。恋って、愛ってなんでしょう。
今日、大切な友人と会ってきました。アァ、異性デス。
一緒に繁華街を散策していい感じの店や変なモノを探して、あーだこーだ駄弁って、
喫茶店で食事してあれこれと駄弁って、
多きな書店をウロウロしながら画集やらおかしい本やらネコの写真集やらを探して一緒に眺めて、面白い本紹介してもらったり、
ゲーセンで遊んでみたり。
よくよく客観的にみてみると、デートですよね、コレ。
でもまぁやってる事はそうでも、事実そうではない訳なんですがね、全然。
いやいや、今回はノロケたい訳じゃなくてですね。
異性同士の友情、友情と恋とで揺れ動くグラスハートみたいな、そういう悩みって結構多いと思うんです、それについて書いてみようと思うとです。

ええはい、もちろん私にもありました、まったくもってその悩みが。
当時の自分は「自分に何が足りないのか、どうしたら・・・」っていう事ばっかり考えてて、自分の事ばっかり、親しい友人に愚痴愚痴×2泣き言ばっかり言って、あまつさえ本人の前でまでメソメソメソメソ…、ホントにどうしようもないヘタレだった訳ですよ。(当時ノ自分ヲ、ブンナグリタイワ)
そうした自分を変えたのが、物理的な隔離と長い時間でした。
その間に私も一通りのアレコレを経験して、精神的に強くなれたような気がしましたし、痛みや教訓も得る事ができました。
今では多分きっと、自分の心の安らぎだけを求めていたアノ頃とは違う自分でいれる、いえ、そうある努力や我慢ができるようになったんじゃないかと思います。

気がつくと、恋は愛に変わってました。変な意味じゃないですヨ?「二人はカップル?」とか聞かれりゃ「おまwwそれwwwないないwwww」ですし、愛っつっても色々アルジャナイ。
で、まぁその当人が今では掛け替えの無い大切な友人になってる訳で。
相手はどうか知らんが、少なくとも私は無償の愛を捧げ続けたい、将来お互いが変わってしまって心が離れ、相手が去っていってもソレはそれ。追いかけなくてもいいじゃない。
その代わり相手が困っている時は全力で助けたいし、その時は相手の全部を背負ってあげる位の力が欲しい。(そういえばハチクロの真山さんがこんな事言ってたなぁ)
いつか自分を頼って欲しい。そんな事をいつも考えてます。

会えない時間が私を変えました。
そして、掛け替えの無い大切な人を見つける事ができました。


そうそう、くれぐれも勘違いしてもらっては困るんですが、私はその人と恋人同士になりたい訳じゃないんです。これ以上良くなりようが無いですし、これ以上の理想的な付き合いは無いです。
言い訳とかそういうんじゃなくて、本気で今がベストと考えてます。
そんなの尽くすだけで空しいものだとか、そんなのは本当の愛じゃないとか、勿論反論もあるでしょうけど、
私に言わせて貰えればそんな都合の良い愛は理想としてしか存在しないんです、
その理想の愛も、まずそのまま得る事はありえない、
愛ってのはそんな理想を追って、信じて、いろんな努力をして、傷ついて、喜んで、一生かけて創りあげていくモノなんです。


皆さんもそういう友人が居たら、大事にしてください、自分の気持ちを。

by mimibrog | 2006-01-22 21:45 | 徒然と日記  

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